プロフィール
桑原と申します。
30代半ばの普通のサラリーマンです。
恥ずかしくて言うのがイヤなんですが
昔は本当にモテませんでした。
中学校の3年間で女の子と一度も
会話できなかったくらいです。
ただの一度もです。
あ、いえ・・・
今、思い出しましたが
本当は一回だけ話しをしました。
話というほどのモノかどうか分かりません。
相手はクラスメイトの女の子でした。
私はそのとき、図書委員のような
何とか委員というのをやらされていて、
確かクラス全員の前で
連絡事項を発表するときのことです。
同じ委員の女の子に呼ばれたんですが
「ぅぅん?」
とだけ答えて
私は席から動かなかったんです。
「なにアイツ、なんで来ないの」
と聞こえる声で文句を言われた
屈辱を私は一生忘れられません。
いや、もちろん
これは私が悪いんですけど(汗
ただ一つだけあの子が誤解しているのは
私は別に委員の仕事を
放棄したかったわけではなく
『急に女の子に声かけられてビックリして
挙動不審になってしまっただけ』
それだけなんです。
だから委員の仕事を放棄したと
思われたことが悔しかったんです。
席から動かなかったのは
違う理由なんだ、と言いたかったです。
中学3年間で私が女の子と
会話したのはこの3文字だけです。
高校では女の子と普通に会話こそ
できましたが、それでも女性と縁の無い
生活には変わりはありません。
高校に入ってモテたくて始めたバンドですが
彼女ができるどころか
モテる気配すらありません。
そりゃそうですよね。
私はモテたくてバンドを始めたんです。
別に「音楽で飯を食ってくぜ!」なんて
気持があるわけありませんから
練習なんて全然してません。
親が買ってくれた布袋寅泰モデルの
ギターなんて文化祭直前まで
ホコリをかぶったまんまです。
高校生なんてのは流行りの音楽を
文化祭でカッコよく演奏するから
もてるんです。
ギターは弦がパキパキいってて
ちゃんと音の粒が揃っていないド下手くそ。
ボーカルをすればずっと音程を
外したまま歌い続けて文化祭を見てる
女の子たちには笑われる。
しかも曲は一昔前のヤツ。
そりゃモテるほうが不思議ですよね。
こうして書いてて改めて思いますが
「俺ってめげずに頑張ったよな~。
俺って勇気あるな~。」
と本気で思います(笑
バンドしてても下手くそなんで
モテるのは別のクラスの上手い男だけ。
確かに彼は中学の時からバンドを
やっているというだけあって
ギターもドラムも抜群に上手かったです。
そして当然モテました。
私がモテない分を余計に
モテていたのかもしれません。
彼には茶髪で制服のスカートが
ミニのカワイイ彼女がいました。
そして私はというと・・・
『学校で一番可愛い子を彼女にして
いつもイチャイチャしてる』
という妄想ばかりしていた
本当のモテない君でした。
私って・・・本当に痛いヤツですね(苦笑
そんな私に転機が訪れたのは大学のときでした。
バイト先で鬼のようにモテる奴と出会ったのです。
彼は今でも親友ですが
男にも女にも誰にでも優しく
当時大人気だったダパンプのユキナリ似で、
服装も細身のキレイ系を着こなし、
笑いのセンスもトークも素晴らしく
付き合った女の数は覚えていなくて、
普通に野外で3Pもしたことあったり・・・
とにかく当時、全くモテなかった私からすれば
嫌味な野郎でした。
さらに
「俺なんか全然たいしたことねーよ。
俺よりもっとモテる奴なんて周りにゴロゴロいるよ。」
というセリフに余計ムカついたことを今でも覚えています。
ただ、
彼は本当にイイ奴だったので、
私もそんな彼と自然と一緒にいることが多くなりました。
バイトが長時間で深夜だったのもあり
本当に「お前ら、デキてんの?」ってくらい
一緒にいました。
バイト終わった朝の5時頃に
吉野家に行って「牛鮭定食」食べてたのが
懐かしいです。
今だから分かりますが、これが本当に良かった!
『モテる一番の近道は、
今実際にモテている奴の真似をすること』
と今の私なら確信して言えます。
彼と一緒にいるようになってから不思議と
私もモテ始めました。
服装や髪型が最初に変わり、女の子から
「最近お洒落になったよね~、ってみんな言ってるよぉ^^」
と言われるようになりました。
これはマジで嬉しかった!
本当に嬉しかったです。
女の子に「オシャレだ」なんて
言ってもらう時が来るなんて!
服装や髪型、女に対するマインドは
今でも彼の影響が大きいです。
そうして徐々にモテるようになってきた私ですが、
「もっともっとイイ女を抱きたい」
「女をもっと効率よく落としたい」
という欲求が強かったので、さらに
恋愛マニュアルなどを読み実践してきました。
おかけで今では
キャバクラで初めて行った店にも関わらず、
店内でボーイに隠れて何度もキャバ嬢と
キスできるようになりました。
社内の美女が、勤務時間中に
キスや抱っこをおねだりしてくるようになりました。
しかも空いている会議室でフェ●までしてくれます。
元キャバ嬢と初めて会ったその2時間後には、
その女の部屋へ行ってゲットできるようになりました。
もちろんお金なんて払ってません。
120円の缶コーヒーおごったくらいです。
自慢のように聞こえたら申し訳ないですが、
そんなことはむしろオマケです。
少しだけ女の子にもてるようになって
心の底からよかったと思えたのは
『本当に好きな人を振り向かせることができたこと』
です。
私と出会ったとき、彼女には他に
「いいな~」と思ってる男がいたんです。
しかもほぼ付き合いかけでした。
他に好きな男がいた、にも関わらず
私を選んでくれたんです。
まさに大逆転!
ひと昔前なら大ドンデン返し!
昔のヘタレな私だったら
他に好きな男がいると分かった時点で
カンペキに諦めていました。
諦めなくて本当に良かった!と
心から思います。
そして、その男は遅ればせながら
すでに「私の女になった彼女」に
告白して振られました。
何故、彼は有利な状況だったにも
かかわらず私に負けたのか?
何故、出遅れていた私が
彼女の気持ちを振り向かせたのか?
今ならちゃんと理由が分かります。
間違ったアプローチをしていたなら
本当に好きな人を、後からきた誰かに
パッと取られてしまいますよ。
本当に好きな人を振り向かせるなら
正しいアプローチをしていく必要があります。
なんとなく私という人間が
分かってもらえたかと思います。
大学までまったくモテなかった私。
本当に自分でも可哀相になってくるほど
モテない君でしたが、今では大好きな
本命の女の子と一緒にいることが出来たのです。
あなたに出来ないはずがありません。
一緒に頑張っていきましょう!